May 13, 2021
先月、突然再来したファブリックへの熱い思い。
しばらくソーイングや生地のことなんて忘れていたのに、
ふと昔好きだった時の気持ちを思い出して
無性に触りたくなってしまったのでした。
そんな記事を書いた矢先
同じシェアハウスに住む住人の1人と話していたところ
「ミシン持ってますよ」と。
そう言ってくれた彼は、まだ20代前半の若者!
おばあさまが送ってくれたものなんだそうです。
(すごい!)
ミシンを貸していただけるということがわかった私は
その何日か後に京都の生地屋さんに向かいました。
エコバッグ試作用のリネン数枚と
おまけにリバティプリントのハギレも数枚入手。
買ってきてからから数日間、まさにミシンにずっと向かいっぱなし。
途中用事や仕事に手を取られながら
作りたいものは一通り作ることができました。
貸していただいたミシンは古いものでしたが
重量がしっかりあってとっても丈夫。
糸調子も一度調整すれば狂うことなく
本当にガシガシ縫うことができました。
私もミシンを買うことをちょっと検討したのですが
ミシンって重いし場所を取るしってことで
軽量コンパクト化されているミシンも沢山あるのですが
こういう昔のどっしりした、部品も全て金属でできてるんですね・・・
と感じられるミシンは、何十年と経っても
活躍してくれるんですね。
できたのはこちらのふたつ。
右側が元の型紙通りの大きさで作ったのですが
ちょっと大きすぎたと感じたので
もう一回り小さめで左側のを作りました。
くるくるっと丸めるとこんな感じに。
分厚めの生地で作ってしまったのでちょっともっさりしますが
もう少し薄手の生地だとうまくまるまるかも。
このエコバッグ、素材がリネン(布)なので
そんなに重いものを持ち運ぶには適してないんじゃないか
という気持ちと、なんとなく濡れる可能性のある
生鮮食品は避けたくなるかな、と当初私は感じました。
なので、出かける時にバッグに入れておいて
例えば雑貨屋さんや洋服屋さんで意図せず何かを買うことになり
かつ袋が有料だった時にさっと取り出して使えるという様な
そんな使い方が有効なのかな、と思いました。
でも、周りの人に聞いてみたところ
布でもきっとスーパーの買い物に持って行くし
大きさも、小さすぎて入らないよりは良い
という意見が聞けたので
これはこういうものとして、用途は本当に
持つ人にお任せした方がいいのかな、と。
あともう一つ。
これは私の趣味でもあるのですが
リバティプリントでマスクが作りたくて
ハギレを何枚か買ってきていたので
それとガーゼ記事を合わせて
だだーーっつと縫いました。
リバティでマスク作ってる人は結構いると思うのですが
その中で気に入った柄があまりなかったのと
紐が片方だけリボンになっているのが欲しかったので
自分で作りました笑
さて、ここまで作ってみてそれからどうしよう、となったのですが。
エコバッグもマスクも
作り方はシンプルなのでそんなに大変な作業ではなかったと思います。
しかし、エコバッグのほうは使いたい生地を
海外から輸入する必要があります。
それに加えて、縫製の問題が。
ミシンを持っていないという現状と
もし手に入れたとしても、私がつくる「ハンドメイド」
というくらいのもので良いのか
(直線縫いだけのそんなに難しい工程は含まないとしても)
かと言って、工場にお願いするまでの規模感でもないし。
また、絵も描いているという状況なので
絵も、布も、となったらやることが分散してしまって
結局前に進まない気がするので
とりあえず今は、絵を描くという方向に
集中するという結論に至りました。
ただでさえ、絵を描くのと
文章を書くの両方やるのはとても大変で
こちらの記事を更新するのが疎かになってしまうので。
しばらく、絵を描くのと発信するのに専念したいと思います。
でも、生地から輸入して本当に素敵なエコバッグを作るの
いつか本当にやりたい。
(求む協力者)
・京都の生地屋さん、ノムラテーラー
京都の中心部、河原町にノムラテーラーという
老舗の生地屋さんがあって、そこに行ってきました。
建物3階丸ごと生地だらけで、天国のようでした!
〒600-8004 京都府京都市下京区奈良物町四条通麩屋町東入362