May 9, 2023
4月に京都芸術大学に入学してから１ヶ月。
久しぶりの学生生活を楽しむと共に
毎日のいろいろなやりくりに追われています。
前回の記事はかなり久しぶりの更新となってしまいましたし、そもそも、2022年は丸々、Room Euphoriaのお休み期間となってしまいました。
その理由は色々あるのですが
ひとつは2022年の頭に
「本当は、リアルなRoom Euphoriaを作りたいんだ」
という新たな望みを見つけてしまったからです。
2021年にこのRoom Euphoriaを立ち上げてからというもの、
細々とではありますが、自分がずっと好きだった文房具を作って販売したり
美しい、良いと思ったものを扱ってきました。
ですが、興味は手元から空間全体へと広がっていき
空間丸ごと、お気に入りの美しいもので満たしたい
小物だけではなく空間全体を作り上げたいという気持ちになっていったのです。
さて、そうなると。
いったい何から手をつけていけばいいのやら・・・
新しく出てきた望みに対して具体的な実現方法がわからないまま時が過ぎ
Room Euphoriaの更新ができない日も続き・・・
そんな中、出会ったのが京都芸術大学の通信課程でした。
通信とは言え、内容は大学の学問そのもの。
必要な単位を満たせば二級建築士の受験資格も得られる。
いやぁ、そこで思い出しちゃったんですよね。
ずっと前から「生まれ変わったら建築家になりたい」
って口癖のように言っていたこと。
「生まれ変わったら」って枕詞がつくってことは
今世では到底無理だって思っていたってことです。
可能性、ゼロ。
そもそも理系じゃないし（数学が超苦手科目）
年齢もだし難易度的にも
相当難しいんじゃないかって思っていて
「今世で実現できる」っていうイメージが全く持てなくって・・
というか、チャレンジしようという気持ちが湧いたことは一度もありませんでした。
大学の存在を知ったのが2022年の秋頃。
それから、出願するまでに何ヶ月も考えました。
今からそんなことやって意味あるんだろうか
私はいつまで学び続ければ気が済むんだろうか
費用は？時間は・・？
延々と考え続けました。
でもオンラインの説明会に何度か参加していて
もうワクワクして涙が出てきちゃったんですよね。
「学ぼう。生きよう。」
ここでやらずにいたら、きっと人生を終えるときに後悔するんじゃないかなって。
やってみて、もしかしたら難しくて挫折するかもしれないし
何にもならないかもしれないけど
この人生を終えるときに
「あのとき、一歩を踏み出していればよかった・・・」
って思うのだけは、絶対に耐えられないって・・・。
なにより、それを抜きにしてRoom Euphoriaのこれからは
考えられないなって思いました。
実際に大学に入ってみて
やはり社会人として学業と両立するのは
とっても難しいなと感じています。
私の場合、建築士にもなりたいので履修科目が多く
あまり進まないのに気持ちは焦るばかり。
なんとか4月中にひとつレポートは書き上げました。
その他、慣れない製図用品を買い揃えたり、
何十年ぶりかにコンパスを使ったり
ドラマの中でしか見たことのなかった製図版を前に呆然としてみたり。
先に挙げた
「学ぼう。生きよう。」
の言葉じゃないですが
自主的かつ純粋に湧き上がる「学びたい」
という意欲が満たされるということは
こんなにも人生に喜びを与えてくれるものなのだな、と感じています。
これから学ぶ分野は多岐にわたります。
マーケティングからブランディング
インテリア計画論
プロダクトデザイン
コトのデザイン
あかりのデザイン
構造力学
建築法規など
その中には苦手だなと思うものもありますが
「Euphoriaな空間を作りたい」
という目的を達成するためには必要なことです。
そこをどれだけ頑張れるかですね。
そして最近、これまでにRoom Euphoriaで作ってきたものたちをしみじみと眺めています。
これらのものを大切にしつつ
これからのRoom Euphoriaをどうしていこうか。
そんなことを、考えています。
長く更新していなかった間もこのサイトを訪れたり
スマホケースを購入してくださった方々
本当にありがとうございました。
これからのRoom Euphoriaも、
どうぞよろしくお願いいたします。
