November 11, 2021
2021年も、残りあとわずか。この季節がやってきました。
昨年の今頃は、このRoom Euphoriaの構想さえまだ無く
オリジナルのノートを作ることができるなんて、夢にも思っていませんでした。
このサイトを作ることで得られた幸福感
アイテムを迎え入れてくださっている方への感謝
そういうものを一緒くたにして形にしたようなノートを作りました。
大切な人、しばらく会っていない人
愛する人、思いを届けたい人
そして、自分へ。
今年も頑張った、といたわり、振り返ることができるように
来年に意志を持って進めるように
ノートにしたためる時間を、この年末に持ちませんか。
多くお伝えすることはありません。
ただ、「幸せな年の締めくくりを」その想いだけ・・・
ひとつひとつ細部まで考えて、こだわり、準備しました。
全て、ギフトパッケージ版でお届けします。
クリスマス限定ノートは二冊セット
今回はニ冊セットでのお届けです。
クリスマスカラーのレッドとグリーンで誂えました。
レッドの方は、以前描いてかららずっとお気に入りだったけど
眠ったままだったノルウェージャンフォレストキャットを
リースの上にちょこん、と。
表紙裏はドット柄で少しポップな印象に。
開いた時は、まだ2021年だろうな
書き終わる頃にはもう2022年になってるだろうな
と言う予測。
もちろん、いつ書き始めて
いつ書き終わっても自由なんですけどね。
もう一冊は深いグリーンです。
大好きなパターン模様を作りました。
よく見ていただきたいのですが
Room Euphoriaでおなじみのエジプト神たちが
クリスマス仕様になって隠れているんです。
びよーんと伸びをする、猫の神バステト
相変わらずのスカラベちゃん。
ハヤブサのホルスと
新顔、お化けみたいなメジェド神は
今回ジンジャーブレッドになって登場。
赤い靴下を履いたアヌビス
エジプト版十字架、アンク。
グリーンは表紙が賑やかなので
迷いに迷った結果、裏は敢えてシンプルに。
オリジナルの「しおり」もお届けします
今回はノートと一緒にお届けするものが二つあります。
一つは、今回のために作ったオリジナルの「しおり」です。
レッドの表紙裏と同じ、水玉模様です。
クリスマスカラーではあるけれど
「メリークリスマス」とはどこにも書いていないので
どのシーズンに使っても大丈夫。
電子書籍全盛の今だからこそ、大切な本は
手元に置いておきたいと思っていて
そんな本のお供になったら良いなという気持ちも。
しっかりとした厚手の紙にコーティングをしているので
破れたり折れたり、色が移る心配もなし。
手触りの良い、マットな質感です。
自分宛てに書くメッセージカード
そして、カードを二枚、用意しました。
これは、自分へのメッセージカードです。
自分へ声をかけてあげるってこと
普段はなかなかないと思います。でも、
「2021年の自分へ」
「2022年の自分へ」
と、改めて投げかけられることによって
その言葉を自然と考えると思うんです。
カードは木材ではなく、竹からできた紙を使用しています。
だから優しい手触りと書き心地。
2021年を振り返って、あなたはどんな言葉で自分を労ってあげられるでしょうか。
2022年を前にして、あなたはどんな言葉であなたの背中を押してあげますか?
さて、心の中からどんな言葉が出てくるのでしょう・・・?
ノートを包むのは、海松藍色の和紙
包装に使用するのは、国の伝統工芸品に指定された高知県の「土佐和紙」です。
海松藍(みるあい)という名前のこの色
とても美しく深みのある、濃い緑。
まるで、うっそうと茂った針葉樹林の森の中にいるよう。
しっかりした紙なので
お届け後はカットして置物の下に敷いたり
といった活用法も良さそうです。
クリスマス限定ノート制作にあたっての思い
今回はニ冊とも濃い色だったので、理想通りの色を出すのにとてもこだわりましたし、苦労しました。
画面上でどの色に設定したら
印刷した時にどのような色で刷り上がってくるのか
それを調整するために何度も何度も試し刷りをしました。
その甲斐あって、イメージ通りの色が表現できたと思います。
仕上がってきたノートのサンプルを見た時には、本当に幸せを感じました。
「自分宛のメッセージカード」も、面白いかな?と思いつきました。
普通クリスマスのギフトって送る人へのメッセージをカードに書いて渡すものだと思うのですが
これは自分用に買った人も、もらった人も、
自分宛にメッセージを書くということになるんですよね。
もしかして変だなって思う人もいるかもしれないけど
それは自分への贈り物っていうことでもあるかなと。
何年か後に見返した時に、何か感じることがあるかもしれません。
今回のレッドとグリーンの組み合わせは
もちろんクリスマスカラーだからって言うこともありますが
高校生の時に出会って以来、生涯の愛読書であり続けている
村上春樹著「ノルウェイの森」へのオマージュでもあります
もしかしたら「自己満足」と言われてしまうかもしれないくらい
私がこだわりたいことだけをこだわり
描きたい絵を描いて
というノートです。
でも、どなたかの手に届いて
「わ、嬉しい!」と思ってもらえたら・・・。
あら。多くは語らない、と言いながらも、長くなりました。
みなさまどうぞ、幸せなクリスマスを。